体験談

遠距離恋愛のコツと結婚までの道のり 辛い遠距離を乗り越える方法とは?

こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりんです。

  • 「せっかく出会った彼氏・彼女と離れ離れになってしまう」
  • 「辛いとき、パートナーの側にいることができない」

辛いことも多い遠距離恋愛。

でも遠距離恋愛って悪いことばかりじゃないんです。

  • 遠距離を乗り越えると強い絆が生まれる
  • お互いの大切さを改めて感じることができる
  • 自分の時間を作ることができる
  • 再会が楽しみでたまらない

など、遠距離恋愛には遠距離恋愛の良さや楽しさがあります。

そこで今回は、私が2年弱の遠距離恋愛を経て結婚した経験から、どうやったら遠距離恋愛の辛い部分を少なく、そしてどうすれば遠距離の楽しい部分を最大限にできるのか紹介したいと思います。

私の遠距離恋愛体験

まず簡単に、私が結婚に至るまでどんな遠距離恋愛をしてきたかを紹介したいと思います。

私は2016年1月~2017年5月まで、青年海外協力隊としてアフリカのルワンダという国に住んでいました。
この間、同じ青年海外協力隊としてラオスでボランティアをする彼女と付き合っていました。

彼女とはルワンダに行く2カ月半ほど前に付き合い始めました。

つまり私たちは付き合いはじめてすぐ、アフリカとラオスでの遠距離恋愛がはじまったのです。
そして2017年10月、2年弱に及ぶ遠距離恋愛を乗り越え結婚しました。

遠距離恋愛がはじまって結婚するまでの約2年間に会うことができたのはたったの2回です。

実は私、恋愛がまったく続かないタイプでこれまで1年以上続いた恋愛は1度だけ。
遠距離恋愛どころか「短」距離恋愛すらうまくいかない人間です。笑

どうしてそんな私が「アフリカ~アジア」という「超」遠距離恋愛で関係を保ち続けることができたのか?
なぜ2年間という長い期間を楽しく乗り越えることができたのでしょう?

遠距離恋愛になる前から遠距離恋愛は始まっている!?

遠距離恋愛って、実は2人が遠距離になる前から始まってるんです。

なんだか急に「遠足は家に帰るまでが遠足」みたいなことを言っちゃいましたね。

新婚で浮かれているわけではありません。
(いや、少し浮かれているかもしれません)

遠距離恋愛がうまく続くかどうかは、以下のような要素も大きく関係してきます。

  • 遠距離恋愛への覚悟や約束
  • それまでの2人の関係性
  • 家族や友達のことをどれだけ知っているか

遠距離恋愛が続くコツは最初の「ルール作り」にある

約束

私たちは遠距離恋愛がはじまる直前の2015年12月、カフェで2人でルールを考えました。

「離れているあいだに失敗しないために気を付けること」
「離れていても楽しむためにやること」

この2つを、話しあいで決めていったのです。

ここでのポイントは、「ルール作り」=「規制」と考えて自分たちを縛りすぎるようなことはしないこと。

いかに遠距離恋愛を負担を減らし、楽しむことができるか
これが大切だと思っていたので2つ目の「離れていても楽しむためにやること」もあえて作りました。

例えば、「ケンカをしても(お互いの無事を確認できず心配になるので)連絡を絶つようなことはしない」「たまにそれぞれの撮った景色の写真を送って共有する」といったことなどです。

これと全く同じことをする必要はありません。
でも、あらかじめ遠距離になった場合を想像して、何か障害がありそうなら先に予防しておくのは特に大切なことです。

問題が起こってケンカにでもなったら、場合によっては感情的になってしっかりと話し合いができないかもしれません。

問題を予防するのと解決するのでは、前者の方が圧倒的に労力は少なくて済みます。

お互いの家族にも会おう

遠距離恋愛は、

  • 片方がその地(場合によっては海外)に住み続ける
  • 仕事などの関係で遠距離恋愛が終わったらすぐに結婚することになる

など、場合によっては終わったあともけっこうバタバタしてしまうことがあります。

つまり、遠距離恋愛がはじまってしまってからだと十分にパートナーの家族と信頼関係を築く時間がなくなってしまうかもしれません。

最悪の場合は相手の両親が結婚に反対、なんてことがあるかもしれません。

もちろん2人の人生なので、親の言いなりになる必要はありません。
でも、やっぱりお互いの家族が喜んでくれる結婚の方が気持ちいいですよね。

これは私自信の反省点でもあるのですが、遠距離恋愛がはじまる前に「結婚を前提にお付き合いさせて頂いてます」としっかりご挨拶に言っておいた方がよかったかな、と思っています。
(幸い私の妻のご家族は理解のある方で、気持ちよく結婚を許してくれました)

パートナーの親友とも会っておきたい

友達

恋人に限らず、その人の性格を知るには古くからの友人を知ると良いと思っています。

親友はパートナーのキレイな部分もそうでない部分もよく知っています。
もちろん、探偵や刑事ではないので調査するつもりで会うのはやめましょう。笑

そういったネガティブな意味でなく「相手のことをもっとよく知る」というのは遠距離をうまく続けるコツでもあるのです。

趣味・嗜好をよく知ることで、パートナーの喜ぶプレゼントを探しやすくなるかもしれません。
パートナーが嫌がる言動をしてしまうことを避けることができるかもしれません。

もし、遠距離恋愛の先に結婚を真剣に考えているのであれば、相手のことはあらかじめよく知っておきたいところ。

そのためには、親友とのエピソードをパートナーから直接聞くだけでもパートナーに対する理解が大きく進むはずです。

遠距離恋愛がはじまってからうまく続けるためのコツ

さて、実際に遠距離恋愛がはじまりました。

遠距離がはじまってからのコツは、辛さを軽減し、楽しさを大きくする工夫をすることです。

遠距離恋愛を楽しもうとする

一番大事なのが、遠距離恋愛を「辛い」ものだとは思わないことです。

人間「辛い」と思った事は続きません。
逆に「楽しい」と感じていることは時間を忘れられますよね。

たしかに、パートナーのことを近くに感じることができず、一緒にいられない。
こんな状況は恋人として理想的な状態ではないかもしれません。

それでも、

  • この世界のどこかに「会いたい」と想い続けることができる人がいる
  • たまにだけど会うことができる
  • 久しぶりの再会で「やっと会えたね」と笑い合える恋人がいる

これって、とても幸せなことだと思いませんか?

一緒にいないから2人の時間なのではなく、遠くにいる間もそこにある時間は確実に2人のものです。

遠距離恋愛はただ辛いだけのものではありません。

まずは遠距離恋愛を「楽しむ」ことを意識してみると良いでしょう。

自分の性格と状況をパートナーに「ことばで」伝える

話す

通常であれば、パートナーからは色んなサインを受け取ることができます。

例えば、パソコンに向かって難しそうな顔をしていれば「忙しいのかな?」と感じることができる。
自分が乱暴な言葉遣いをした時に相手が笑っていないということが続けば「言葉遣いが汚い人のことが好きじゃないのかな?」と推測することができます。

しかし遠距離恋愛においては、一緒にいる時に使うことができたはずの様々なサインが見えません

結果としてどんなことが起きるか?

  • パートナーの状況を把握できないばかりに怒らせてしまう。
  • パートナーの嫌がることをして傷つけてしまう。

とにかくあまり良いことは起こりそうにありませんね。

そのため、「忙しい時」「機嫌が悪いとき」「自分がされていやなこと」など自分の状況や性格をしっかりとパートナーに伝えるのが良いでしょう。

例えば久しぶりにスカイプなどで電話している時に、パートナーがただムスッとしているよりも、

「最近忙しくて、今日も上司に怒られちゃって気分が落ち込んでるから元気がなくてごめんね」

とひとこと伝えてもらえるだけでも全然印象が違いますよね?

運命の相手でも自分のことをすべてわかってくれるわけではありません。
「言わなくてもわかってよ」ではなく、自分の気持ちは離れているからこそしっかりパートナーに言葉で伝えるようにしましょう

電話やSkypeなどで将来の話をする

スカイプ

「やっぱりどうしても会いたい」

会いたい気持ちが強まって辛く感じてしまう時もあるかもしれません。

そんなときにおススメなのが、電話やSkypeなどで将来の話をすることです。

  • 次会った時に行く旅行の計画を立てる
  • 結婚してどんな家に住みたいか話す

2人が一緒にいるタイミングならなんでも構いません。

話しながら想像することで、楽しい気持ちがあふれてきます。

「どうしても会いたい」

この気持ちが消える訳ではありませんが、きっと前向きな気持ちに変わっているはずです。

遠距離恋愛におすすめのアイテム

共有

遠距離恋愛を楽しく続けるためのコツの1つは「共有」です。

生活している場所が物理的に離れていれば離れているほど、パートナーと共有できるものは少なくなります。

いくら好きな人だからといって、自分にまったく関係のない話はなかなか興味を持って聞けないものです。

ファッション業界で働いている人が外科医の仕事での話をどれだけ楽しく聞けるでしょうか?
それがフランスと日本というさらに離れた場所で仕事をしている場合だったら?

これはかなり極端な例ですが、遠距離恋愛では少なからずこういった状況が起こりえます。
お気に入りのカフェを見つけた話1つしてもパートナーにうまく伝えるのは難しいものです。

そんな時におすすめなのが「共通の趣味」を持つこと。
私たちの場合はそれがKindleでした。

Kindle

彼女の誕生日に私の好きな本の入ったKindleをプレゼントしました。
それによって「この作品のどこが良かった」「あの小説は感動した」と共通の話題が簡単に作りだせるのです。

ここでは一例としてKindleを挙げましたが、モノは何でもいいと思います。

できるだけ2人が好きで熱中できて、離れていても共有しやすいものであればベストですね。
映画や海外ドラマ、ゲーム、本などは手軽でおすすめです。

おそろいのアクセサリーや雑貨

遠距離恋愛の最大の敵は「常に相手を感じることができない」ということです。

離れている時間が長ければ長いほど、相手の感触、匂い、あらゆるものを忘れてしまいます。

そんなときにあると嬉しいのが、お揃いのアクセサリーや雑貨。

私自信、もともとアクセサリーをじゃらじゃらとつけるのは好きではありませんでした。
しかしこれが不思議と、遠距離恋愛となると身につけているモノが不思議なパワーになるのです。

相手に会えなくてツライとき、ふと日本で一緒に買った指輪が目に入る。
これだけで落ちつくし、気持ちが温かくなるんです。

ささいなことかもしれませんが、辛いときに一緒にいてあげられないのが遠距離恋愛の難しいところ。
そんな時に自分の身代わりともなるようなお揃いのアクセサリーがあると大きな安心感があります。

アクセサリーがどうしてもイヤな場合は家に置いておくお揃いの雑貨や食器などもおすすめです。

遠距離恋愛から結婚に向けて失敗しないためのコツ

遠距離恋愛中にカッコつけない

遠距離恋愛では、パートナーに見えてない部分がとても多いです。

もしかしたら、パートナーに良く思われようとついついカッコつけてしまうかもしれません。

でも、私は遠距離でいる間からもっとお互いをさらけ出していいと思います。

というのも後述の通り、遠距離恋愛の期間が長くなればなるほどパートナー(との生活)に勝手に期待をしてしまいがちです。

この期待と現実のギャップが大きすぎると、もしかしたら「あれ…?」となってしまうかもしれません。
今後結婚をして一緒に暮らしていけば自分のだらしない部分や欠点は隠しようがありません。

客観的に見ればよくない部分も愛し合えるのが本当のパートナーというもの。

最初は怖いかもしれませんが、お互い早い段階でさらけ出しておいた方がその先はうまくいくはずです。

パートナーの家族の気持ちを考える

遠距離恋愛だとパートナーに会えない分、どうしても自分たち2人にだけ意識がいってしまいがちです。

しかし、お互いのことを大切に思ってくれているのはパートナーだけではありません
特に家族の存在はないがしろにしてはいけませんね。

自分なんかよりも何倍もパートナーと同じ時を過ごしているのが家族です。

どれだけ本気でも、パートナーの家族からしたらあなたは急に現れた存在です。
パートナーの家族はあなたのことを何も知りません。

「あなたの家族をちゃんと大切にします」
「一緒に幸せになる覚悟があります」

こういった気持ちはしっかり現さないと伝わりません。

2人の人生です。
必要以上に家族のご機嫌を取れと言っているのではありません。

でも、いま目の前にいるあなたの愛するパートナーを作ったのはパートナーの過去のすべてです。
そしてその過去には家族が大きく関わっているのは紛れもない事実。

いまの彼氏・彼女にしてくれた家族は、やはり大切に考えるべきだというのが私の考えです。

勝手な期待をし過ぎない

期待

遠距離恋愛をする期間が長いと、どうしても「遠距離が終わって一緒になれたらきっと幸せだ」と考えるようになります。

それは当然のことだし、良い事だとも思います。

でも、注意をしなきゃいけないのは勝手に期待をし過ぎないこと。

人は物事を美化しがちな生き物です。
しかしその行き過ぎた理想像を現実に押し付けても、たいがい良い結果には終わりません。

相手に必要以上の期待をしないようにしましょう。

パートナーの変化を受け入れる

長い間、別々の場所にいればパートナーの考え方や、時には見た目も変わるでしょう。

慣れない地で働いて少し疲れてしまっているかもしれません。
もしくは思い切り成長してキラキラしているかもしれません。

そんなとき、もしかしたら一緒にいた時のパートナーの姿と比較して違和感を覚えてしまうこともあるでしょう。

でも、人間は変わっていく生き物です。

その瞬間だけのパートナーだけでなく、きっとこれからも変わっていくであろうパートナーを受け入れる気持ちの準備をしておきましょう

さいごに:遠距離恋愛で一番大切なのは「気持ち」

今回は「遠距離恋愛のコツと結婚までの道のり」というテーマで記事を書いたため、テクニック的な話を中心に書いてきました。

ここで紹介したテクニックはあくまで「補助輪」のようなものだと思ってください。

というのも、これらのテクニックは相手を愛する覚悟や思いやる気持ち、これらがあってはじめて意味のあるものになります。

本来うまくいくべきカップルがうまく行かなくなってしまわないための、あなたとパートナーが倒れてしまわないための補助的な役割に過ぎません。

遠距離恋愛は本当にお互いの愛が試されるものです。

テクニックだけで乗り切れるものではないし、乗り切れたとしてもその先に2人の幸せな未来は待っていないでしょう。

でも、時には辛いこともある遠距離恋愛をしっかり乗り越えることができれば、その先には2人の幸せな未来が待っているはずです!

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